8月 2日 曇のち晴。今日梅雨が明けたとラジオが言った日。朝方薄ら寒く、午後から湿暑い。

美術館は、月曜が定休日なのだが、その日が祝日の場合は、開館する。そして次の日は普通通りに開館する。で、海の日あたりは連日開館。でも、すまぬ、私のローテーションはお休み。

でも、脳神経外科関係の薬が切れて、18日は、病院に行って薬をもらったりなんだりかんだり動き回っているうちに、天気の悪い休みは過ぎた。23日に、岩沼の展覧会は終了。あんまり顔を出す機会もないうちに終了。でも、思いの外沢山、広範囲の人が見に来てくれたと言うことだ。改めて、僕は、物を作ってしまう人なのだ、ということをしみじみ実感した展覧会だった。今回のような展覧会だと、自分の気になる「物」をひょいと提示して、そこの場の状況を見事に換えてしまう人がいて、ほんとに、うらやましい。まず、そこにある音に耳をすましてから、自分の音をその音の中に自然にそっと流し込む、というような形で音楽ができる人たち。僕は、音があるのはわかるのだが、自分の音を大きくどんどんかってに演奏してしまう。すごく気にしてやってもそうなってしまう。俺って昔風なんだな。24日に、出かけて、自分の作品の撤収と、残った部分の草刈り。借りた建物の庭の草刈りをするという条件で、敷地と建物を借りているのだ。草刈り機と鎌。両方面白い。ダットサントラック荷台いっぱいの草と、それと同量の草の山を刈る。昼、みんなでそばを食ってから、午後から大学に行って最終授業。神経探検後半、視覚混乱と目隠し。神経探検は、何回やっても、気を抜いてやっても、疲れる。
25日は、県の社会教育課主催のジュニアリーダー中級研修を美術館でする。集まった少年少女は25名程で、さすが、ジュニアリーダーの中級を受けようとする連中は、若々しい顔のやつが多いなあと、最初合ったときに思ったが、何となく全員高校生なのだろうと思いこんで、てきぱきと話と作業を進めていった。そうしたらなんと、終わり近くなって、2/3が中学生だということが判明、最初の印象は正しかったのだ。ひえーっ、ちょっと難しかったかな、すまぬ、と思ったときは終了していた。このブログのアドレスを教えておいたのだけれど、もう後の祭りかな。わかんなかったところは、個人的に、いつでも電話してな。
 7月の最終週末は、またまた連休。夏休み期間になると、休みの予定は、めちゃめちゃになっていく。連日家の掃除と、自転車の分解組み立て。昔子供たちが使っていた24インチのATBやゲーリーフィッシャーの初期型フークーイークーなどが、周り回って手元に戻ってきて、面白そうなのでしこしこなおして、また動くようにしようとしているのだが、どうも、左手が思うように動かなくて、というのを言い訳に、最後の調整は、二輪工房の達夫君に無理矢理頼み込んだりしながら自転車整備のリハビリをしている感じ。
 さて、大学の授業13回目。一人でやる神経探検。10㎝×20㎝のプラスチックの鏡を各自に貸す。まず、目の上に、鏡面を下にして水平に当てる。鏡を少しづつ傾けて、足の先だけが視界いっぱいになるちょうにセットしたまま、階段を下りて、外に出られる階まで降りる。外への出口に続く廊下に着いたら、鏡を逆に目の下にあて、今度は天井だけが見えるようにセットしなおして、空が見えるようになるところまで移動する。全員が外に出たら、2組に分かれ、1組の人は、布で目隠しをして、静かに動き、何かにぶつかるところまで動いてみる。2組の人は声を出さずに、その動きを観察する。交代して同じことをする。深呼吸をした後教室に戻り、感想を書いて終了。