2009年 5月 2日 空高く、乾いた晴れの一日。もう夏なのか?

先週は、ずうっとカングーで出勤。僕は歩かないとものを考えなくなるのだが、車で移動するとそれはそれで、見えるものが違ってくる。ただ、最近は、ふと思いついた事を、すぐに忘れてしまうので困る。でも、まあ、これも、ブログの更新が遅れている事への言い訳の一つだ。
新しい年度が始まって一息つくと、これまで僕と同じ月曜日が休みだった友人の幾人かの生活パターンがすっかり変わった事がはきりした。いい状況だ。一人で遊びに行こう。とはいえ、そもそも僕は一人で動くのが基本のやり方だったので、そんなに何かが大きく変わるというものでもないのだが。
何はともあれ、今日明日連休。その後祝日だけど通常出勤が続いて、僕の黄金週間は、今月末にあるかな?



ずうっとしたかったのに、今年はここまで機会がとれないで来たので、今日こそはカヤックに乗ろうと朝から入れ込む。入れ込みすぎて2度寝してしまい7時に起きてしまった。まあいいや、眠いんだから。コーヒー豆を挽いていれ、渡辺さんのバケットにチーズスプレッドをぬって仙台イチゴの入った蔵王ヨーグルトをかけて食べた。洗濯と掃除の仕上げは明美さんにお願いして、通勤自転車で駅前の床屋へ。連休初日の朝なんてみんな床屋に出かけるに違いないとふんで、待ち時間用に昨日千葉実君の版画の個展を見た帰りによった火星の庭で手に入れた景山民夫の古本を持って行ったのだが、なんと誰もいなくてすぐにあたってもらい、刈り始めればそもそも髪がたくさんあるわけではないのですぐに終了。僕は、バリカンでやってもらってるし。
しばらくぶりの阿武隈川は、相変わらず水が汚い感じだけれど、季節柄水量は多くて充分に漕いだ気がした。ずうっと上流まで行って阿武隈大堤のすぐ下まで漕ぎ上り、流れにのって戻る。10時から2時間強。日に当たっているところが赤くなって来たので陸に上がって、台湾料理を食って家に帰る。
これも前から気になっていたモーターサイクルのカバーをはがし、この前倒して少し壊れたところを直しながら、メインテナンス。ゴムの厚板で止めていたナンバープレートがボロボロになって来ていたので、ダイシンで部品を買って直し、一応大丈夫になったところでオイルを補給してキックし、エンジンをかけてみる。3回めでかかる。しめた、その辺一周して来ようと思って良く見たら、自賠責が切れていた。何と19年1月まで。という事はここ2年乗っていなかった事になるのだが、いやそんな事はなくて去年の秋頃何回か動かした記憶がある。いやはや無陪責で乗ってたんだ。事故んなくて良かった。弟の友人がやっている近くのバイク屋に買いに行ったら、祝日でお休み。バイクの調子はいい事がわかったので近々乗ろうと思うが、登録はしばらく後にする事にした。工具のあと方付けをしていたら、壁に張ってあったチラシが目に入る。今日の午後6時半からのコンサートではないか。手を洗ってシャツを着て、クロックスのまま帽子もかぶらず、ぶらっと歩いて例のポラーノに出かける。気持ちのいい夕方の風。重松壮一郎という人のピアノのコンサート。こういう一日を送った日のおわりに聞くピアノコンサートとしては、文句のつけようのない2時間半。周りに耳を澄ますところから音を紡ぐ音楽しみ家の音楽しみ。僕の目の前には、広い水の面が青い空と共に広がって、いやあ、今日一日見た景色がもう一度現れた。鑑賞って、作家と関係なく、こっちの頭の内側と自分の心がどういうお話をするかだって言う事を、ここで再び確認。彼のCDを2枚買ってかえり、それを聞きながらこれを書いている。良い、一日だった。