2009年10月16日  雲のある晴。日差しは温かいが風は秋。


この季節になると、BSでアメリカンフットボールの中継が始まる。帰宅してちょうど夕ご飯を食べる時間から試合が始まることが多い。アメリカンフットボールとアメリカのプロバスケットボールと陸上競技とXゲームとモータースポーツの中継はつい時間を忘れてみてしまう。ああそれに相撲もだ。テレビをそんなに熱心に見ているわけではないと思うのだが、ここに書いた番組を見ているとなんだか結構テレビを見ていることになって、要するに、ブログの更新の間が空いてくる。

先週の週末から12日の体育の日まで、僕は連日美術館に出ていた。できるだけストレスなく仕事を片付けようと思ってはいるのだが、何しろ予算の時期だ。使っている言葉の概念が違う人たちと仲良しの顔をしながら打ち合わせをするのは、とても大変だ。この前、僕が入院している間に自主ノッツオをした人たちが、11日に自主美術探検。みんな小学校の先生たちで、形は学校で子供たちとやるような仕組みだったけれど、その内容は立派な大人の鑑賞で、この30年間の美術館での活動は無駄ではなかったという感じがして感慨深かった。教育ってやっぱり10年単位での継続が必要なのだと思う。何しろ誰も絵についているキャプションを使わないのだ。かつそれ(誰もキャプションを使わなかったということ)に気付きすらしなかった。すごい。その合間をぬって「おとひと」を売って歩く。というより、知らせたい/読んでもらいたい人の所に持って行くと、みんな「まってました」と買ってくれる。霧生舎は、まだ子供が小さくて手が抜けないので、どうも僕がやった方が早いようだ。欲しい人は僕の所にも連絡をよこしていいです。

13日は振替の休館日で休み、続いて14日も僕は週休日の振替で休みの連休。その両方とも夜はフットボール中継。しかも、ニューヨークジェッツの試合。別にファンということもないのだがなぜか一生懸命見てしまう。でも、どっちが勝ったかについてはすでに忘れているという具合。試合そのものが面白く好きなのだ。日中は自転車の掃除や胞夫さんの手当。胞夫さんの所には、何しろ7月以来僕自身の方がテンヤワンヤだったので、しばらくご無沙汰だった。そうしたら、もう季節は半袖から長袖になっていて、布団も暖かいものに変えなければいけなくなっていた。急いで持って行く。するといろいろ判子押しや何かがあって、片っ端から片付ける。そうしてなんとか半日時間を空けて、例の空間博物館の残りのお散歩。すればするほど、これは誰が考えたのだろうと感心する。大変気持ちよく美しい。今年の秋は、しばらくこの辺りでゆっくり時間をつぶすつもりだ。でも、また入院だけど。