2週間ぶりに鍼灸に行く日。腸の調子がどうも通常に戻っていない感じなので、早く相談したかった。朝ユックリ起きてご飯で朝食。牛蒡と人参と豆腐のけんちん汁風味噌汁を娘が作ってくれた。その後夏物と秋物の上下衣類の入れ替え。アロハシャツからネルシャツへ。半ズボンからボンバチャスへ。薄い靴下から少し厚めの靴下へ。その他その他。夏物が多く、秋物はそんなにない。おおよそ片がついた所で、駅前の床屋へ。2週間分の髭と髪をきれいさっぱり切って剃ってもらう。見慣れた自分の顔が鏡に映っていた。少しやせて皮膚がたるんだかな。小一時間で終了。そのまま電車で仙台に向かう。
僕の行く治療院は南光台の奥にあるので地下鉄で行くことにし、長町で乗り換え。地下鉄に降りる前、昼時だったので長町駅前「いろは庵」でうどんを食おうかと思っが、ふと思い付いていつもの北六食堂に電話したら「空いていますよ」ということだったので、急遽そちらに変更。北四で降りて、裏道を巡りながら北六まで歩く。北五の横丁の途中で、小さな焼き菓子の店「スタジオ/ファーレン」というのを偶然見つけ、そこのお店の女の人と少し話をしながら色々な形と味のクッキーを少し買う。何しろ今から食事に行くんだからね。その店の前の角を曲がったら、なんと目指す食堂のまん前に出た。僕が電話した後で少し混んで来ていたようで満席だったけれど、特別に縁側にお膳を出してもらう。この特等席が僕は好きだ。ユックリくつろいで縁側の柱に寄りかかり、静かにおいしい玄米ご飯と野菜の昼飯を食う。
鍼灸の予約は2時からだったのに、食事が終わったのは1時過ぎ。もう一度北四まで戻って地下鉄で行くか迷ったが、ええい歩いて行ってしまえ。裏道を使いながら東照宮まで出て、小松島から南光台の坂を上り、旭が丘駅からの道との交差点まで行き右折、そうすれば目的地はすぐだ。でも、僕は病み上がりなのだということを忘れてはいない。東照宮の前で殊勝に手を挙げてタクシーを止め目的の交差点まで行ってもらう。うふふ。少し早めに着いてしまい、治療院の前の縁石に腰を下ろして持って行った本を読む。うふふ。2時から2時間じっくり整体と鍼を打ってもらい(そのほとんどは深く眠りに堕ちていたので記憶は定かではないのだが)地下鉄電車を乗り継いで帰って来た。なんだか一気に普通のユックリした休日に戻った。でも、自覚してもう少しユックリノンビリするようにしなければ、と思う日だった。