主語を忘れない発言。
齋でなく正弘としての
発言と行動。
そこに表れる私=Iと
貴方=Youとの関係。
2013年10月 7日
曇。時々霧雨。全てが中途半端な天候。
ここしばらく、歩いて美術館に通勤していたので、先週末、アエル丸善前の市営駐輪場に行ったら、通勤用自転車に料金不足のステッカーが貼ってあった。僕の自転車には9月までの半年用駐輪場定期ステッカーが貼ってある/あった。おお、もう10月にすっかり入っていたのだった。何なのだろうこの物凄く早い時間の進み具合は。駐輪場使用チケットを再び半年間延長。色々手続きをせねば行けないことがこの時期続く。電車の通勤定期ももうすぐ更新時期だ。カングーのバッテリーも換えなければいけない。でも最近こういう何でもない普通のことの手続き等がとてもめんどうに感じるようになってきた。胞夫さんが一気にアルツハイマーになった時を思い出す。あるとき彼はバサッと請求書の束を僕の前に出してきて「正弘、これはどうすれば良いのや」と聞いてきたのだった。面倒なことこそ丁寧にやっつけるようにしよう。しばらくブログの更新もしていなかった。
この前の更新(9/15)以来なんだか毎日忙しかったように思う。この時期見たい/聞きたい展覧会や聞きたい/見たい演奏会などが時期的に多くなって来て、それをするのに様々オプションを付けてしまったりして(松島西行戻りの松まで行くのに舟を使うとか)ますます時間がなくなっていく。でも毎回充実した体験が出来て満足はしている。ただ時間的にはなんだか毎日忙しさがつのる。
その上、10月から、短い間(今年一杯程)だが再び宮教大で先生をすることになったので、やや緊張気味にその準備などを始めたりした。それを始めたら来年年明けに沖縄県立芸大に呼ばれていることもリアルに思い出されて、なんだか心騒ぐ。その前に芸工大の博物館教育の授業と、京都橘大でのシポジウムがある。どちらにせよ、僕の場合は出たとこ勝負だとは言え、何なのだろうこの落ち着きのなさは。
9月中にいくつかあった美術館での美術を巡る相談活動から始まって、9月末にあった松島西行戻りの丸公園での音楽会の体験/経験や、SARPや芸術協会の展覧会などを見た想い/感想、新たに手に入ったクロスカブ(モーターサイクル)でのしばらくぶりのツーリング(という程のものでもないが)体験などが相まって、深い動揺のようなものを、今の僕に感じさせた。ああ、それであんまり文章書けなかったのだな。
良いことも悪いことも含めて、とにかくみんなは着々と表現に変えているように見える。僕はもう20世紀的な方法ではなんだか恥ずかしいような気がして、あまり直接的な表現には移れないでいる。では何か違うものをとは思うが何も思いつかない。呆然と毎日が過ぎていく一方で、毎日毎日体力が落ちていくのが実感出来る。少しずつ実験を始めてはいるのだが、何しろ最も大切な集中力が落ちてきているのでいかんともしがたい。しょうがない少しずつ丁寧に好きなことをやり始めようと思う。いやはや。