地球上にあるすべてのものは
人間の理解をはえるかに超えて
関係を結んでいる。

大切に使うとは
そういうふうに使うことではないか。


2015年 5月19日  
午前中小雨。午後快晴。乾いた空気。

大学の授業が毎週火曜日に入って来て以来、なんだかこころせわしく時間が過ぎて行く。5月の連休中、美術館は開館するので休みが大幅変則になる。ほとんど出ていない僕にも少しは影響があって、3日は日曜出勤。次の日曜は視覚障害援助グループの美術探検補助で、ボランティア出勤。で、今週の日曜はそあとの教育活動のため、朝からそあとの庭へ出勤。15人の子供と15人の大人達と竹を使った自由遊び。日曜出勤が続くと、なんだかずうっとアドレナリン出っぱなしでここまで来た感じになる。

この忙しさにかまけている間に、車の税金(2台分)と、車検(1台分)と、タイヤ交換(夏用新調の必要が判明)と、歯の治療(新たに銀歯を被せ直した)と、その他、その他、なんだかアッという間に(とは言え、すべてに納得のいく理由があるのが怖い)お金がまとまって出て行った。今朝眠いのにムリヤリ起きた時は、そういう気持ちのままの深い曇り空から、細かい雨が降っていた。朝9時、明美さんに仙台の病院の予約が入っていたのだ。

彼女の検診には毎回血液検査があるので、朝飯を食ってはいけない。ただ注意していないと彼女は関係なく缶ジュースを飲んだりする。ジュースはご飯ではないと云う理論。無理矢理起きた僕は、洗濯機を廻しながら、牛乳を充分に入れた珈琲とクリームチーズ(紅子さん特製)と夏みかんの皮のマーマレード(パンの渡辺さん特製)を挟んだクロワッサンにカマンベールチーズと林檎ジュースの朝食をとり、明美さんと車で岩沼駅まで出て電車で仙台駅前の病院へ。ここも診察は予約制なので、着くとほどなく診察があり、検査結果は1時間後だから、その間に明美さんを向いのそばの神田に連れて行って立ち食いのうどんを食わせ、その間僕はスターバックスに移動し、食い終わって来た彼女と二人で珈琲。例のとおりの(不規則、不摂生な)食生活なのに、彼女の血液検査はいつも、特別正常。とにかく彼女の内蔵は特別製なのだ。いやはや。帰って来て、歯医者に行き、僕の今回の歯の手入れは終了。ついでに明美さんの入れ歯の具合も見てもらい、少し修正してもらう。ここでやっと全く様々な「しなければいけない事」終了。いつの間にか空がすっかり晴れ上がっていて、気持ちのいい風が吹いていた。

明美さんと、仙台空港に飛行機を見に行く。屋上に上がって、降りてくるのと飛び立つのをしばらく見る。彼女はソフトクリームを食っていた。気がつくと、こんなに明るいのにもう5時半になっていた。夜は月曜の残りのトマトソースでマカロニを食うつもり。気持ちのいい一日が終わる。いやはや。

又明日から忙しい1週間が始まる。いやはや。